褚遂良 枯樹賦  臨書

褚遂良が、自分自身の状況を枯れ木になぞらえて、衰えて弱っている様子を書き記したもののようです。悲しい状況で書かれたものなのですね・・・。

褚遂良の枯樹賦は、細い線質ながらも懐が大きく、空間を上手にとらえているのが特徴です。
字形の傾きと均衡、アンバランスのようで全体としてバランスがとれています。

情緒豊かな作品を目指してみました。