久しぶりにかな条幅に取り組みました。
作品は藤原公任「石山切伊勢集」です。
NHK大河ドラマ『光る君へ』を毎週楽しみに見ておりますので、なおさら藤原公任が詠んだ歌の情景を思い浮かべなら楽しく書かせていただきました。
ちなみに藤原公任役は町田啓太さんが演じていらっしゃいますね。
『光る君』、美しく風情のあるドラマでまた、時々出てくるかな文字も素敵だなーといつも楽しんでいます。日曜日の夜がワクワクです。
『ふるさとはたれきかめとやうぐひすの花よりのちにはるをつくらん』
(故郷では一体誰が聞くと云うのであろうか、(春の到来を告げる)鶯は(梅の)花の散った後でも春を告げているのだろうか。)
ふるさとの山里では都で花の散った後に鶯が鳴いている、というこの歌。季節の違いから距離感を感じ、そしてさみしさや恋しさも表現したのでしょうか。あれこれ想像しながら書いてみましたよ(^^)
さて、9月後半は那須高原に行ってきました。
山と花に囲まれた高原で秋を感じる風に吹かれ清々しい充実時間を過ごすことができました。忙しい日々から少し離れて非日常を味わってきました。
東京から2時間程、なんて素敵な場所でしょう♪