空海「灌頂記(かんじょうき)」②

空海「灌頂記」臨書の第2弾です。

空海による「灌頂記」は仏教資料及び書作品としても屈指の傑作として知られています。
「灌頂記」は、もともと他人に見せるために書かれたものではないため(諸仏の継承者の名前が連記されているもの)、草書を多用して速書きされています。
空海の自然でかつ力強い運筆はとても魅力的です✨

さて、「空海」というお方。歴史で習いましたねー。ちょっと復習です。
空海は、平安時代の初めに活躍したお坊さん。弘法大使とも呼ばれていました。
真言宗を開いたことで知られていますね。
そして、能書家としても素晴らしい功績を残しています。
ことわざに「弘法も筆の誤り」というものがありますが、この空海さんに関係することわざでした!
「習字がとても上手な弘法大師=空海でも、字を書きまちがえることがある」ということですから、お教室でも失敗を恐れず、どんどん挑戦しましょうね(^^)